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読み人知らず

りーすとら、りすとら、りすとーら、
(ヘンデルのハレルヤで)
しらねーけど、夏休みで会社の開発環境がストップしてるの。私は秋に日本に帰るため、お休みはためてる。

ほんとーにヒマ。会社のために働く気なし。スキルアップのための勉強?ファックオッフ。
日は長いし、のんびりできていいよねー。

いやー、それがここんとこ2週間くらい雨ってるんだよ。バイク乗るのも、一瞬の曇りを狙って乗ってる。バッドサマーみたい。フィンランドで夏に雨ばっかり降っているっていうのは、もう使えねぇの一言に尽きる。

そいうわけで、何となく最近本の読みすぎです。アマゾンがエコノミー便をやめてしまったので、送料と本の代金が拮抗しているのだ。やべーよ、怒られるよ。

私が読む本っていうのは、微妙にかたよってる。まず読まないのは、ファンタジー、SF、仕事がらみ(チョット前までよんでたけどね)。
好きなジャンルは、軍事モノ(特に単独または少数行動の特殊部隊)、日本の文学作品(中学生の時から谷崎潤一郎の大ファン)、食品や環境関係、心理、経済(いくら読んでもオンチだけど、社会のトレンドを知るのが面白い)。こうやって書いてみると、読まない分野を書いたほうが速いな。

で、どうでもいい小説をばりばり読みたいなーと思ってたら、文芸雑誌を思い出した。小学校に入ったばっかりの頃から、父親が買っていた文芸春秋を家をでるまでずーっと読んでたけど、なんか親父と同じものを読むのは癪にさわるので、すばるをチョイス。単行本数冊分の内容が収められてるので、お得な気分。

ファッション誌とかも好きで、幾つか買うんだけれども、字の少ない雑誌ってあんまり買うと損した気分になるんだよねー。

文芸雑誌も、特集によっては損した気分になるけど。7月号のすばるなんてプロレタリアート特集、もういいよ、この手の本は。タダでさえ憂鬱な気分がもっとダウンだよ。

小学校の頃とかって、夏休みの目標立てさせられたりしたじゃん。
あれで

「休み中に50冊本を読む」

なんていう計画たてるやつ、必ずいるじゃん。あれ、いつも見ていてアホかって思ってた。だって、星の王子様みたいなのを50冊だったら3日で終わるじゃん。反対に、資本論なんかぶっ通しで読んでも3日くらいかかりそうじゃん。ナンセンスな計画だよな。というか、私にとって本を読むことがそんなにご大層なことということが信じられない。ご飯を食べるのと同じようにあたりまえのこと過ぎるからだ。そりゃ、気分が乗らないときは、そんなに読まないし、読みたいときは一ヶ月に何十冊も読む。いい図書館が家の近くにあったときは、たくさん買ってもらって読んでたっけな。

本っていうのは、読み方、楽しみ方さえ分かれば、割と苦痛なく読み続けられるもんだ。で、これは大人になってから身につけるのは、ちいぃーっと難しい。私も特に強制されたわけでなく、お家に転がっていたり、近所のおねえちゃんが、もうこれいらないっていうのをもらい続けて読んだ結果、そういう習慣が身についたってだけだ。

これが、お勉強する習慣だったなら良かったのになぁ。
あと、記憶力、理解力、その他にものすごーく問題があって、せっかく読んだものもちっとも身にならない自信がある!
一時期(15年くらい前か)まとめてシェークスピアをよんだんだけど(勿論日本語訳)、私の中では

末娘のコーデリアが、王様の怒りを買って捨て子になって、森の中を歩いていると、訳の分からない妖精パックが、王子様二人(デミトリウスとライサンダー)に彼女に惚れちゃう魔法をかけて、王子の一人と結婚することになってたハーミアは大激怒。別の国の王様は、ハムサンドとオムレットを食いながらオセロをしすぎたため、卵と牛肉が足りなくなって、ユダヤ人の商人が肉の一ポンド分を王様の体から切り取ることを提案。慌てて駆けつけた良家の娘は、身代わりにと睡眠薬を飲んでカンオケに入ってみた。そしたら身分違いの恋人が、彼女が自殺したとカンチガイして、自分も死んじゃった。そういえば、森に捨てちゃった本当は気立てのいい控えめなうちの娘はどうしたかなぁとイマワノキワの王様が思っていると、ちっぽけな少年兵が王様の前にでてきて、お父様、私をお忘れになったのですか、と正体を明かしてみた。そしたら、自分の娘がなんと、いつも自分のそばで、うどんを・・・いや戦場を駆け巡っていたというではないか。でも、この話ってチョーサーのデカメロンの一節のパクリなんだよなー。

というくらいごっちゃまぜになってる。それいらいシェークスピアには手を出してない。

さてー、またバカな妄想ついでにアホみたいに本を注文したから、届くの楽しみにしよーっと。
by yahji_sali83 | 2007-07-12 14:55 | 過去(北欧時代)
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