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オゾン層と禿げ

ユバスキラって所で先週WRCっていうラリーがあったそうなんだけど、サインツがWRCやめちゃってから全然追ってない、なんかフィンランド人応援する気にもならないしペタとかマーカスとかドーデモいいし、でそんなことは置いといて、こんな季節にオーロラがでたんだってさ。外国人観光客も大喜びだったそうでまるで一帯がディスコかクラブになったみたいに景色の色がくるくるかわったんだそうだ。ユバスキラはここから電車で2時間くらいの場所なんだけど、そんなにフィンランドの北のほうじゃない。

ところでオーロラが暖かい時期に見られるとか緯度の低い地域にも見られるようになったっていうのはオゾン層が破壊されたからって言うんだけど、勉強しなかったせいか忘れちゃってるからなのかなんでか分からない。たしか太陽風だかなんだかで電子が運ばれてきてそれに酸素だの窒素だのがぶつかると運動エネルギーに変わりそのエネルギーの高さ(衝突のスピード??)かなんかによって電気的に不安定な元素になっちゃうから、エネルギーを光に変えてもとの状態にもどろうとする現象だったよね。太陽風ってのは電子とか陽子とかそういうのがばんばん吹いている状態で、地球の磁場に沿って流れていて、普通は磁場があるところを突き抜けていきなり地上に届いたりするわけはない。で、磁場がなくなっちゃっているか薄くなっちゃってる北極とか南極のあたりはどうしても直接こいつらが届いちゃうのは避けられなくて、酸素に当たっちゃうからオーロラができるんじゃなかったっけ。だけど確か太陽からの紫外線のおかげでオゾンもつくられるんだったよなぁ。紫外線は地球生命体の殆どには浴びすぎると有害なんだけど、私たちが存在し続けるためにはなくてはならない存在で。
オーロラが北海道見えたからオゾン層が破壊されてるっていうより太陽の活動具合に左右されて見えるんじゃないかと思うんだけど。まぁある種のフロンガスによってオゾン層が破壊されているらしいけど実は本当の所は良く分かってないらしいとかなんとか。

日本にいたころ、6年くらい私は床屋さんで髪を切ってもらっていたけど、みなさん口を揃えて昔よりも薄毛に悩む人が男女ともに増えているそうだ。いじめとか猟奇殺人とかは昔もあったかもしれないけど、精神がたるんでいるだとか行方不明になっちゃった子供とかは時代背景により、いなくなったら補充するとか代わりになりそうな兄弟がいっぱいいるとかで、人が行方不明になっちゃったりするのはとても悲しいことだけれども、今ほど科学捜査とかが進んでいなかったから諦めていた人たちが多かったんじゃないかと思うんだけど。だから本当の犠牲者の数は人口比に対してもしかしたらそんなに増えてないかもしれないし、増えていないでほしいとも思うし、ばんばん見つけて検挙されたらいいと思うし、無事に罪の無い人たちが戻ってくることも祈っている。禿げもそんなもんかもしれないと思っていたけど、カツラの人とか、町を歩いていると薄毛の人が増えているなあというのがここ20年間くらいの実感なんだそうだ。紫外線の影響とか食いもんの影響とかいろいろ考えられるけど、オゾン層の破壊とも関係しているのかもしれない。だけど食い物は西洋化しているわけで、西洋人の禿げも増えてるとするなら別の原因が考えられるだろうし、だとするとハイカロリーの食事が安価に手に入るようになったっていう事実が思い浮かんでくるのさ。そうすると悪い油の摂り過ぎとか炭水化物の摂り過ぎとかいろんなことが考えられるんだね。環境ホルモンがどうのとか排ガスがどうのとか騒いでいるし、そういうことについてもよく考えなきゃいけないし、だけど便利さを選択しちゃってるわけだから世界中の殆どの人たちは口ばっかりで、発展途上国の開発支援をして煙を減らすとか言ってるし、太陽光発電をしましょうとかいってそういう装置を作るのにどんだけの自然破壊がされてるとか言うことはぜんぜん説明もしないわけさ。そういう多くの人が直接かかわってないものについて議論していると、グローバルなんとかとかなんだか頭が良くなったような気がするカンファレンスに参加したり、よくわからん用語だらけの本を読んで自己満足に浸ったりしてそれだけで終わっちゃう。それよか身近な食い物について考えてみるとどうよ。食事をする時間がもったいないとかいって出来合いのもの買ってきたり、まるで生きていくのに必要なことをするのが後ろめたいみたいじゃん。10秒で飲めちゃう補助食品とか脂っこいもの食ってもこれさえ飲めばOKみたいなお茶がでてきて毎日売り切れ寸前まで売れちゃってたりする。あごを使ってかまないっていうことの弊害とか何にも言わない。あごを使わないと唾液で消化されるべきものが消化されなくて胃に負担がかかってとかそういうのって子供のころアイスクリームの馬鹿食いしたりしておなかが痛くなったとかいう経験から簡単に想像がつくと思うんだけどみんな忘れるのが大好きらしい。若いころ無茶して今ガタが来ているのに、今食ってるものが悪いとか酒飲んでるのがいけないんじゃないかってそれらを1週間やそこら控えたって体の調子なんか良くなるわけないじゃん。あせって目の前にある安価で手軽なものにとびついたって、30年とかかけて悪くなったものがそうそう良くなるわけないじゃんね。

まぁこういうのも世の中の流れが悪いからっていうのもあるんだけど、安い、おいしい、手軽みたいなのをとっぱらっちゃってみると意外にそれで我慢できちゃったりするし、それが私の今いる国の状態だ。みんなサボっているのか欲がないのか、過去の反省からかぜーんぜん想像つかないけれど、とにかく日本と比べて不便の一言だ。それなのにITとかソフトとかの世界は進んでいるみたいだし、生きているリズムとか基準とか違いすぎててさっぱりついていけない。で、不便だからっていって皆が食に関して健康かっていうと、世界で2番目か3番目くらいに肥満の心配が強い国で、もうなんだかわかんない。
結局のところ自分の面倒は自分で見て、余裕があったら人の役にたてばいいのかなぁとなぁなぁな理屈に落ち着いちゃったりする。
by yahji_sali83 | 2006-08-23 21:18 | 過去(北欧時代)
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