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今ヘヴィメタが熱い!でもファッションセンスは?

こっちの分野には明るくないのでメタルとかヘヴィメタとかカテゴリ分けができない、モヒカン刈りしたりレザージャケットに「恐怖」とか「戦慄」とか「腹巻」とか「焼肉」とか書いてる人たちやそういう人たちがプレイしたり聞いたりする音楽をひっくるめてそう呼んじゃう。バスの運ちゃんが流しているラジオからも町のあちこちから漏れ聞こえる音楽もメタルがいっぱい。なんでも北欧全土で流行ってるんだって。女の子のメイクも元々死に顔メイクみたいなのが多いし楽しいこともどんどんなくなってく季節だし風土にあってるっちゃぁあってると言えなくもない。同僚の一人もそういう音楽が大好きだって言ってるけど会社にはジャージを着てきたりエンジニアには(こっちでは)ごくごく普通の風体をしてる。夜になるとどっからともなく怨霊の館西洋編みたいなカッコをした人たちがぞろぞろでてくるんだけど、時々修正液で無理やり書いたような日本語を直してあげたくなっちゃう。そんな私の習字の成績は最悪だったんだけどね。
ここの国民はボディピアスとか刺青とか普通にしていて、街角には刺青屋さんもちらほらある。日本は法律では確か禁止になっているよねぇ、公共施設では刺青お断りの張り紙が沢山貼ってあるし。だけど日本では古くはアイヌが顔に刺青を入れていたと言うし、江戸時代では庶民も普通にしてたって聞くけど。いつのまにその筋の人たちのお楽しみになってしまったんだろうな。別にわざわざイタイ思いをして入れたいとは思わないし、模様替えったってそんなに簡単にはいかないもんね。

ヘヴィメタっていうと結構ハードコアなファッションを思い浮かべちゃうけど、最近この辺で人気のバンドは一回のメークに3時間もかけるという指輪物語(ロードオブザリングス)もびっくりの超ビジュアル系らしい。あるタブロイド誌が彼らの素顔をスクープしたらしいけど逆に非難が浴びせられたんだって。しかしこんなにろくなものがないところで、どこでどうやって服とか調達してるのかなぁって思う。電球だって一番明るくて75ワットしかないんだぜ、老眼のママンが遊びにこれないじゃないか。電気の明るさについては事情があって国に税金をたっぷり納めている人から配給される仕組みになっているというのは当然真っ赤な嘘で、ただ単に青い目の人は集光率が良いので明るくある必要はないって話。洋服に話を戻すと、とりあえずその辺にあるものを着ていてみんな同じようなファッションをしているという印象が強い。ジーンズにぴちぴちのシャツとか花柄スカートにシャツとか。老いも猪木もデブもガリもへそがでてるとか腹が乗ってるとかスカートの長さが股下何センチとか気にしない。ファッションで着ているのかただ着ているのか分かりかねるところだ。それにしてもこっちの洗濯機はとても出来が悪くて、日本の昭和40年から50年代前半のバブル前のやつを思い出す。洗浄力を稼ぐためにわんわんかきまぜてわんわん脱水する、おかげさまで生地が傷むわ出費は痛いわの予感。何故か30度から70度くらいまで温度の選択の余地があって(多分冬の寒い時期には温水が必要だからなんだけど、エスカレートして温度さえあげりゃいいっていう論理になったのか?)、綿製品など高温であらったらいい具合に一回で縮んでくれるスグレモノだ。黒いものとタオルをうっかり洗おうものなら糸くずが超ファッショナブルにくっついてくれる。洗濯が終わると頼んでもいないのに暖めて中途半端に乾燥してくれるから縮みに拍車がかかる。そして騒音ははかりしれない。洗濯機を回してご飯を食べていると、突然地獄の底から腹を壊したケルベロス(会ったことないけど)がゲーゲー吐くような音で「オゲロゲロ、グオアッ」ってな具合に脱水が始まっていちいち気の小さい私はびくびくする。で察するに生地が傷もうが洗濯機を買い換えるつもりもないわけだし、型崩れ防止用のネットを売っているでもなし、こっちの人は安いものを適当に買ってわしわし洗って終わりなんだろうってこと。ドライ系洗剤は軒並みユニリーバとか外国製だしな。

洗濯の観点からみてファッションが終わっていることに気づいた今日この頃、クリーニング屋も超下手らしいぞ。
ヘヴィメタで着ている服もいつどこで洗うのか謎が残る訳だ。
by yahji_sali83 | 2006-08-10 17:30 | 過去(北欧時代)
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