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北欧に来て一週間たったぞい

ただいまの状況、朝6時前に起きて会社には7時半くらいについている。これもひとえに太陽が朝の4時くらいから夜の8時くらいまで沈まないおかげだ。これでも日は短くなった方なのだ。今週末まで主要な学校がお休みなので日曜日も開いているお店が多い。といっても6時には閉まっちゃうんだけど。それと運行しているバスの数が非常に少ない。どのくらい少ないかっていうと、うちから一番近いバス停から会社行きのバスの数が一時間に2本しかないのだ。再来週からはこういった夏時間は終了してしまうし、お店も土曜日は昼間の数時間、日曜日はほとんど閉まってるなんてのが日常になってしまうのだ。平日も基本6時には閉店しちゃう。これ通常通りね。

こっちの暮らし、まずは食べ物を買うのに困ることは野菜。野菜は完全にどこに行っても一人暮らしの人にも優すい~量り売りなんだけど、それころジャガイモ一個から買えちゃう便利さなんだけど、袋に詰めて秤においてたくさん番号のついたボタンの中から自分のかったものを選んで押すと、それに見合ったバーコードのシールがでてきてぺたっと袋に貼るシステム。野菜の名前がわからないと貼れないし、同じ野菜でも上の段と下の段においてあるやつの種類がおんなじだともうお手上げなんだ。こっちの人はあまり積極的ではないけど比較的若い世代は日本の1000倍くらい英語を話してくれる。だから思い切ってそこらのおばちゃんとかに「これ何?」って聞いちゃう。大概の人は答えてくれる親切な街だ。
スーパーでは基本的に袋は有料なので、自分で持ってきたほうがいい。

ちなみにこっちはお菓子が基本個包装になっていないし、コンビニ飯もないのであまりごみがでない。クッキーも500グラムくらい同じものがわっさわっさと食っても食ってもでてくるわ。

そしてなんといってもびっくりしたのが紙の値段。ティッシュやトイレットペーパーのことね。これほど木に囲まれて生活しているのにこいつらはとっても高価。日本製のクリネックスがおいてあるけど、なんと1個日本円で300円程度。5個いりのパックの値段じゃありあせん。なんとなくもったいなくてばかすか使う気になれないのだ。

他、日本食などは皆無。TOFUとか書いてあるチーズの売り場の横のパッケージが気になるけど、チーズやジャムとまぜてデザートとして食べるのが一般的のようで、パッケージを見た限りではとても日本の豆腐は期待できないのは自明の理だ。かろうじてキッコーマンのしょうゆが手に入るが、味は日本のしょうゆより「だだがらい」といった感じ。大豆だけが原料じゃないのだろう。米は完全にタイ米で、日本の米なんかどこをどー探しても見つからない。辛いねー。まだ炊飯器が届いてないからこれも我慢だね。アジアンフードっていうと一般的にタイ、インド、ベトナム料理の食材はてに入るけど、餃子の皮など似非中華食材は手に入りにくい。

乳製品はとても安く、牛乳などは脂肪の含有量に応じてさまざまな種類がおいてある。ふつうの3.5%のを買うと、消費期限が短いんだけど一週間でどろどろになってしまって、旦那が捨てようとしたけど、もちろん私も捨てるつもりだったけど、好奇心でなめてみるとどうもミルクの脂肪分と水の部分が分離してクリーム状態になっていたらしかった。腐ってるんじゃなくてそういう風になるんだよっていう確かな情報があるなら教えてもらいたいくらいだ。ていうか何かの本で読んだことある気がするんだけどな。
チーズも同じようなものを買っても日本の半額から20%引きってところ。ただし塩分が少なく香りが強いので、初めて食べる人にはちょっとなれないかも。
脂肪分にやったらめったら気を使うくせに、砂糖の量となると無頓着。ヨーグルトのカロリー表を見てみると、100グラム120キロカロリーくらいある。甘くてどろどろしているのでちょっとしつこい感じ。こういうのに小さいころから慣れていたら太るのも理解できるぜ。太るか太らないかっていうのは味覚に左右されているところが大きいと思うのだがどうだろう。そんなわけでプレーンのヨーグルトを買ってきて食べているのだけど、これがクリーミーでまるでできあいの生クリームを買ってきたみたい。それでも100グラム65キロカロリーなんて表示がしてあるから本当にプレーンなんだと思う。

こちらの人の体型について言及すると、国民8割がいわゆる日本人の目からみてデブで、もちろんこれは体つきの違いから感じる印象だから本当は6~7割くらいなんだけど、街を歩いている人をみて、「この人みたいにスタイル良くなりたいなー」と感じる人は一日中歩いて2人くらい。それも50代くらいの人のほうが比較的スタイルがよく、20代、30代はほとんど終わってる。10代の子供でさえ女子の半数は肥満だと思う。救いようのないデブも相当数いて、たとえばバスに乗ると2人くらいは席が二つないと座れないという状態の人がいる。

現代タバコの被害が叫ばれて久しいが、20年後いや10年後には喫煙による病気を肥満からくる病気が確実に凌駕すると思う。だからよいこの喫煙者のみなさん、今は辛い時期かもしれないけど今以上にあらゆるダイエット法が雨後のたけのこのごとくはびこりまくり、ついに喫煙はダイエットにいいみたいな10年くらい前にちょっくらはやった手法が世間一般に認められざるをえないようになるかもねー。だから慌てて辞める必要ないんだよ。いやちょっとそれは言いすぎ、冗談。だけどアメリカがタバコで国家予算の一部を補っている限りいくらタバコが危ないだの騒いでいても永久になくならんからね、そのうち昔みたいに薬の一部として珍重されちゃうかも。
by yahji_sali83 | 2006-08-08 14:34 | 過去(北欧時代)
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