てがるに限界を

初めてのハーフマラソン。
朝起きると、なんか苦しい。うう、ここ10年くらい、なりを潜めていた謎の発作が今日に限って発動。
気管支が閉まって息がつらいぜ。
出発時間を過ぎても治まらないので、
「ちゃんと寝てるんだぞ。」
というダンナを見送る。ううーううー、とか唸ってた。
そこで思い出したのは、ドーピング剤、ジミヘンばりにおでこに張ってLSD(Long Solow Distance)だぜ!
注意書きには、胸、腕、背中のどれかにしてくれって書いてあったので、仕方なく肺に近い胸に張ってみる。
この間、久しぶりに、最近初めてこの症状に襲われたとき、お医者さんがくれたポルナレフみたいな
名前の薬(ジョジョもしくは、シェリーにキッス?)で、皮膚から吸収するやつ。
一枚だけしかくれなかったので、大事にとっておいたものだ。
ついでにに、便秘、排尿障害を併発するが、上気道を広げてくれる薬を飲む。効け、効くんだ!
そんなに早く、あるいは劇的に効き目がでたら、ホンマモンの麻薬なんだが、
効いたことにして、すぐにダンナに電話。
「取り合えず、行くから、駅でマテ。」
そんなんでダンナを駅に待たせ、普段3分しかかからない道のりを10分くらいかけて歩く。
余談だけど、私に起こる症状は、純粋な喘息とは違ってて、それは気管支の上の方にだけ起こる炎症
だから、気管支炎としか診断できないと、子供の頃言われたことがある。まあ、喘息よりはマシなんだろう
とポジティブに解釈してるんだ。

ひーひーぜろぜろ言わせながら、
「薬が効いてくるから、取り合えず参加する、だめなら棄権するから。」
こう言い張る私を誰も止めることはできない。いいじゃん、倒れたらアホな毒キノコ産業も辞められる。
人への迷惑はかえりみない。まぁ、結果として薬が効いてきたよ、麻薬じゃないからマイルドに。

取り合えずスタートしたのよ。めずらしく3時間も制限時間があるもんだから(通常2時間半)、
普段走ったことないような連中が、ガンガン参加してる。
おいおい、そのペースじゃハーフ2時間切るよ、とか思ってたら
案の定、4,5kmくらいで、既に歩く連中続出。かたや、招待選手はもう折り返して帰ってきてる。
すげぇ、アフリカのなんとかって選手は、走る彫像だよ、あんなのが槍もって襲ってきたら
おとなしく食われるね。日本人選手も、キン肉マンのソフビ人形みたいだった。

約10.5kmの折り返し地点、じいさんが後ろからとてとてっとおっかけてきて、
「あと10キロなんて、なんてことねーや、な。」
と、こっちの顔を覗き込みながら言うので
「うん」
と笑い返したのよ。そしたらじーさんはそのままがんがん走り去っていったさね。
年寄りすごいよ、腰の曲がったばーちゃんとかも、すんげぇ速いの。
マラソンって一生できるスポーツなんだ。

下町の河川敷、途中でチアガールとのハイタッチ、太鼓での応援、ボーイスカウトの給水。
こういうの、いいよねー。
そんで、心拍数をレッドゾーンに持っていくと、気管支が終了するので、慎重に走ってたんだけど、
13kmほど走ったとこで、
「もしかして2時間半切れるかも。」
という思いがでてきた。そこでほんのちょこっとだけピッチを上げてみる。
うん、苦しくない、とここで、よく初心者向けの本に書いてある
”初心者は、17,8kmで、足が止まるよ”
を思い出した。
まるで、寒天の中を走ってるみたいに、足を動かしても歩幅が伸びないの。
ほほー、これのことか、もしかして2時間半は無理なのか?
とか思ったが、多少は走っている身、これをやりすごすと、ちょっとは調子が戻ることは知ってるので、
気力で4kmくらい走れよなーと、自分を鼓舞してみた。

ハーフってのは、20kmじゃなくて、約21.1kmなんだよな。後でダンナが、
「皆が、後何キロっっていうのとか表示がバラバラで、むかついた。」
とか言ってたが、距離の表示が、後何キロというのと、出発してから何キロの2種類あって、
脳みそがグロッキーだったために、混乱したものと思われる、と解説したら、エウレカって顔してた。

んで、最後の1kmで、つれーなー、なんだよ、なんでこいつらあとちょっとなのに歩いてんだよ、
と脳内で毒を吐いていたら、沿道に見慣れた顔が。私にしつこくハーフを薦めた高校時代の友達。
彼女は、多分1時間50分くらいで終えたんだろうけど、疲れているにもかかわらず、私が走ってくるのを
待ってたのよ。
力いっぱい手を振ったね。それからゴールまでダッシュしたね。

結果は、後日に配送されるらしいけど、トルソーと呼ばれるICチップ(マネキンじゃないぞ)を
つけて走ったので、スタートとゴールの門をくぐったときに、計測が行われているとするならば、
2時間半はぎりぎり切ったはずだ。
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# by yahji_sali83 | 2009-10-19 16:01 | 日本企業戦士

きーぎょーせーんしーガンダモーガンダモー

こんつわー、生きてます。

実は働いてます、チョーデケー腐敗きのこ企業で胞子バンバン飛びまくりです。
だがー、業務委託っつって、まぁハケンとやってることは変わらんのだが、
法律がゆるゆるなのでそれって多重派遣と同じなんじゃぁ?とつっこみたく
なるような、うちらに人権はないの?と聞きたくなるようなそんな職場です。
多分国の汚偉いさんとは「金のまんじゅうでござる」「おお、うまそうな饅頭であるな」
といった健全な関係にあるため、労働基準監督署も安心して監査にこない
っつーわけね、これわたしの妄想あるよ。ホーリツには明るくないので、この辺で止めときますが。
いや仕事も辞めたい。とかいいつつ全く次のあてのない世の中なわけで
おとなしくしとくのが吉だよ。

と思ったんだけど、やっぱ雇い主のシャチョーに文句いいまくりだった。
つか、わたし、そんなキャラだったっけ?北欧約3年間のうちに、ずぶとく
なりまくり。
なんで管理されまくり(本当は協働先は管理しちゃホーリツ違反なので、ぎりぎりをつく)
なのに、ろくな仕事が回ってこなくて、もう首かなーと思ってたら、何故か延長
という話、なんなんですか、これは、と噛み付く。大人しくしてりゃいいのに。
職場おかしいっすよ、私と同じ立場の連中は炭鉱の労働者のごとく、毎日毎日
夜9時とか10時まで神奈川の海のはじっこの方で仕事してるし、その割りに
昼間は舟こいでたりするし、うちらをとりしきってる会社の連中は親会社
の顔色伺いっぱなしで目が死んだ魚。こんなとこいちゃ、せっかく取り戻した
自分という名のアイツがまた逃げてしまうではないか~~!

そんなわけで、朝は歩くと30分かかる山道をえっちらおっちら歩きつつ、同僚の
奥様と談笑しながら会社に来てるわけさ~、わたしはあなたのストーカーです
とかいいながら、途中の無人販売で野菜買ったりしてさ。

まーいーよ、どんだけつらくても、ここは日本。日本人として権利はあるし、
なんかあったとしても、言葉は通じるし。太陽昇るから、まだやれるなーとか
思っちゃうし。

それに友達が沢山。フィンランドではよっぽどさみしかったのか、日本に帰って
来てからは、あんなに拒絶していた小学校やら中学校やらの友達と連絡とりまくり。
(もちろんそれ以降の友達ともだけど)
そして驚いたことに、携帯メールの履歴が女性でいっぱいだー。
ビバ同性の友達!!みんなそれぞれ波乱万丈で面白い。

んなわけで、つらつら書いてみると、結構楽しんでいるんじゃんいうことが分かって
自画自賛、だがやっぱり安定した職にはつきたいよなぁ。

職場のお笑い話はおいおいパワーのあるときに。
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# by yahji_sali83 | 2009-08-04 14:40 | 日本企業戦士

無職です

今日、これから晴れて自由の身になります。

会社辞めて日本に帰ります。職はまだ本決まりしてない。
なんだか夢中で駆け抜けた3年弱、終わってみるとあっけない。

でも、全く後悔とかそういうの、ないなぁ。やるだけやって、奪えるもんは奪って。
そんで強くなっていった。

ただ、苦手なのが、さようならを言うことでさ。もう出来ればこっそり消えたいわけ。
きちんとお世話になった人に挨拶できる人ってすごいよなぁといつも関心するのよね。
なんか、恥ずかしいじゃん。相手は全然自分のことなんにも思ってないかもしれないのに、
自分だけ盛り上がるってのさ。あ、こんなこと考える自体、自意識過剰ってやつか。

こういう性格って治らないのよねぇ。
そんなわけで、もうすぐ日本に帰るぞ。いろんなところに連絡して、もの引き取ってもらったり
電気とか、家の引渡しとか、メンドクセェ。

すげぇな、無職って。生まれて初めてかも。
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# by yahji_sali83 | 2009-03-06 17:32 | 過去(北欧時代)

アタシ、ママンじゃない

毎日10kmもくっそ寒い中ジョギングしてるのに、風邪引いたよ。知恵熱かよ?

休みます連絡したら、マネジャーも俺もやばいから帰るところだってさ。ありゃま。

先日、マネージャと話したんだけど、内容はインド人の派遣について。ま、これからリストラも続くだろうから、彼も先があるかはわからん。ちなみにフィンランドの不況は遅れてまっす、これからひどくなっていくはずです。

彼と私が仕事組まされたんだけど、前からデバッグやら設定ファイルのおっかけかた、ソフトのコンパイルがどのように起こるかなど、数十回丁寧に説明し続けたんだけど、毎回はじめからやりなおし。さすがに我慢強い私もキレますよと。

そんなわけでな、私の仕事の時間が中断されて、また元に戻るのに時間がかかるのよ。しかも今はコンパイラー移植作業ってことで、かなりトライアンドエラーが必要。んで考えをまとめて論理を展開するのにかなり時間がかかるわけ。スケジュールがおしていて、プレッシャーもひどいし。だからできるだけ彼にもわかるような簡単な仕事を考えるんだけど、それを考えるのにも時間がかかるわけだし、ストレスはたまるしで負のスパイラル。

マネジャーと相談して、やつが一人でやらなきゃならない仕事をなんとかひねりだした。
「彼はね、エラー画面を見ると止まるんです。それと誰かに説明してもらって終わるともう次は思い出せない。何でも誰かに聞けばいいと思ってる。」
そんなようなことをとくとくと説明したような気がする。そりゃね、何回か説明するのはいいのよ。忘れることもあるし、そうやって私も育ててもらってきたのね。で、どうしてその次は同じ説明をしてもらわなくても自分でできるように努力しないのかと。

原因はわかった。やつはわたしをママンだと思っている。時々ほめてやってたこともあったし。
私とマネージャーで考えた仕事、早速これなにとか聞いてくる。知っていても答えないことにして、
「あー、そこまで私やってないからわからんなぁ。」
「じゃあ、誰に聞けばいいの?」
「もちろん開発チームの連中は知ってると思う、けどね、前に言ったとおり、最初にこの設定ファイルをみて、ここから何が呼び出されているか丁寧に追っていけば必ずわかるものなんだ。それでも理解できなかったら聞けばいい。」
「あと、もうひとつあるんだけど、さっきミーティングで○○さんが言ってたスクリプト、あれってどこから設定持ってくればいいか覚えてる?」
「(覚えているに決まっているが)、うーん、思い出せないなぁ、○○さんに直接聞いたほうがはやいんじゃない?」
彼は私を責めるような目でみて、しばらくもじもじしてた。

そういうことか、お前は私を乳母かママンだと思ってたんだな。他のずうたいのでかい男の人に同じことを繰り返し聞くのは怖いが、私なら解決してくれると思ってるんだな。メールのやりとり中にでしゃばって返信を書いて、その後相手の言っていることが分からなかったら、私にまたなんて返信していいか聞いてる。分からないなら最初からやるな。

しかーも、なぜか私にものを尋ねるときだけ、唇を指でつかんで甘えのポーズだ。
「ボク、ボク・・・」
みたいな。甘い菓子ばっか食ってぶくぶく太っただらしない体、一日の半分以上はインド人同士で甘いミルクを飲みながらだらだらしゃべってるようなやつにそういうことされても、激烈キモイだけだ。

ま、こういう愚痴をちょっとまえの私なら、ただただ垂れ流すだけだったが、今回はマネージャと相談の上で、経過報告をすることになっている。様子見だ。

遠まわしにだが、マネージャはインド人は文章になって説明したことだけ理解する。話をしていてもポイントがとれないことが多いということは言ってた。
個人差はあるが、7割程度はそういう連中だな。
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# by yahji_sali83 | 2009-02-06 18:40 | 過去(北欧時代)

マイナス10度も割ると、見も毛もよだつ出来事が

久しぶりにドキドキした。
朝、ダンナをオフィスに送ってから私は自分のオフィスに向かうんだけど、ダンナのオフィス手前での出来事。
道路が凍りまくってるので、ラフにドライブしなくてもデフォルトで滑りやすいわけ。私は左の車線から本線に合流するとこにさしかかったのね。ここはカーブがきつく、合流の距離が短いから、結構気をつけて入らなくちゃいけない。ギアは4速。合流しようとしたら、右の本線でふらふらしてる車がいるわけ。
「あ、あぶねぇ、ふらふらしてる」
とダンナ。確かになぁ、と合流ラインのブロックが切れたところで、その車が私の車線に突っ込んできた、しかもカオがこっち向いてるし。こいつ、ブレーキべたふみでハンドルきりやがったな、と。いや落ち着いている場合じゃないぞ。向こうはまだこっちに向かって進んでるし、私も急ブレーキ踏んだら二の舞だ。でも、もうぶつかる。
「諦めない」
ふと自分の口から低く言葉が飛び出た。ああ、バイクで事故りそうになったとき、いつも言ってたおまじないだ。ダンナはなぜか私の腕をわしづかみ。右手がイテェ。左に一本車線が開いているのを確認し、後ろに車の気配がないのを一瞬で見取り、ブレーキを甘く踏みつつ思いっきり左にハンドルを切った。

抜けた・・・、制動装置も作動せず。ギアを2速に直し、その場を離れる。
「C4かC3だったな。」
という私に、
「こえー、ひざががくがくしてる」
というダンナ。さらに
「こういう場合どっちが悪いんだ??」
おい、私は車線を守ってきちんと走っていたぞ、どういう意味だ、とにらみつけた。
「だって証拠わかんないじゃん。」
「こっちは車線守って走ってるのに、向こうが逆走してきたんだよ、現場みりゃ一発だろ。ていうかなんで私の手をわしづかみするんだよ。ギアが変えられなかったろ。」
「ぶつかった?」
「ぶつかってねぇよ!」
あの速度でぶつかっていたらこっちも壁に激突してるさ。

つか、運転するのが怖いのはこっちのせりふだっつーの。

「すげえテクニックだったな。もうだめだと思った。」
「最後まで諦めたらイカンのよ。」

などといいつつ、いざとなったら家庭を支えられるのは私だと確信したほの暗い朝。
やっぱり車の運転は好きになれない。
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# by yahji_sali83 | 2009-02-03 15:13 | 過去(北欧時代)

突撃隣の年末年始

年末は、かなりあわただしく適当に知り合いの家にゲリラ襲撃しまくった。
クリスマスは古巣の友達の家で、猫やら犬やらフランス人やらオランダ人やらと飲んで食ってしゃべって。

んで、気づいたんだけど、フランス人ってほんっとに英語嫌いだねぇ。つか、もう俺たちゃ偉いから英語なんて勉強する必要はないんじゃという態度が特に中年オヤジからでまくり。なもんで、向こうが適当に話したことを、たまに訳してもらって、すんごく少ないボキャを使ってコミュニケーション(主にラベルのピアノの楽譜から拾った注釈)。アムールの国の人だから、自分が愛深き女だということをアピールしたら、全然OKだった・・・ということにする。というか、持って行ったベルギーチョコがかなり好評だったからだと思う。ショコラショコラ言いながらバクバク食う10人くらいのフランス人を見て、ああ安物買ってかなくて良かった、もっと買ってけば良かったとか考えたわけ。で、ラテン系の言葉ってしゃべりたくなる言葉だって聞いたことあるんだけど、本当にそう。みんなぺちゃくちゃ楽しそうにくだらない話とか、ワインの飲み方とかしゃべるわしゃべるわ。ダンナさんのピーター(オランダ人)も慣れた風に、相手のフランス語に英語で返したりと堂々としてるし。コミュニケーションに必要な語学力って実は全体の10%行かないんじゃないかと感じさせられたっす。後の90%は強烈な自己主張と個性だと思う。

そんで、その後はフィンランド人上司と奥さん(入社の際に仕事を教えてくれた人)と焼肉パーティ。ビールが飲めないもんで、レミーマルタンをぐびぐびやってへろへろに。奥さんは、この不況に内定を決めて、そろそろ働き出すらしい。子供が3歳だけど、出張だらけであちこち走り回るんだってさ。うーんパワフル。あんまり仕事の話をしないようにしてたんだけど、日ごろの鬱憤が爆発してなんか暴言吐いていたかもしれない。

年末から年始にかけては、サロってところに住んでるお友達といっても、50代夫婦の家に、これまたたかりに行って食いまくって飲みまくり。1月1日になった瞬間に町中の人たちが出てきて花火をあげるというので、マイナス10度の中、ぽくぽくついていった。でっかいロケット花火の先端みたいなのが棒にくっついてて、中にはガムテープで補強してあるやつもある。・・・嫌な予感がしたけど、みんなシャンパン開けながら次々と点火してくのね。毎年新年花火のせいで何人も失明するんだって。。。と私の足になんか飛んできて爆発した。みると、ビニール袋が丸こげになってる。えぇぇ??とパニックになってると、今度はガムテチューン花火がその場で暴発。なにこれ、なんでこんなにすごい爆風なの?上がっている花火をみると、日本の花火大会であがるやつの一番小さいのくらいはある。フィンランドでは花火のレギュレーションが異常に緩いらしい。そりゃ失明しますよねー。ビニール袋がなかったら足が燃えてました。年明け早々運を使っちまったようで。次の日にはサウナを借りたりして、まさに上げ膳据え膳。実家にいるような気分でした。

と、会社に人があんまりこないのをいいことに、さぼりまくって、さらに女神転生なんか解き始めたもんだから、出社しても眠くて仕方がない。まだクリアしてないし。そんなこんなで日本の正月がもっとも遠かった年末年始をすごした。だんだん慣れてくると日本に帰るのがおっくうになってくる人の気持ちもだんだん理解できるように・・・。
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# by yahji_sali83 | 2009-01-05 18:50 | 過去(北欧時代)

いわゆる不況ってやつよ

うちの会社の日本法人も大幅に削減、本国も派遣切りが始まる。

つーわけで、就職活動を兼ねてちょっとまえに日本に帰国してみたんだけど、仕事ねぇなぁ。やっとこさっとこOKがでた会社でも、「ちょっとまったぁーーー。」これ、ねるとん(古!)なら私モテ期到来な予感なんだけどさぁ。そんなこんなで、かなーりへとへとになってフィンランドに戻ってきた。友達にも会えなかったしよぅ。

ま、いろいろ会社を回ったおかげか、業界の動向も良く分かったし、面白かったといえば面白かった。しかしきついなぁ。2000年に新卒だったんだけど、そのときが求人倍率が一番低かったそうだが、明らかにそれを大幅に上回る勢い。日本にいるとアメリカと、せいぜい東アジアのニュースしか入ってこないみたいだから、ヨーロッパは大丈夫でしょーって言われるけどかなりまずいよ。通貨統合とかしちゃってるから、経済も足をひっぱりあって絡み合って動くのね。だから回復もノロノロすると思うんだよ。アジアなんかは、人口密度も高いから、局所的にわぁっと回復するようなところもあるんだけど、ヨーロッパは無理な気がする。

で、首になるとかそういう問題はおいといて、最近職場が楽しい。違うチームの女の子たちと仲良くなってきちゃって、一緒にご飯食べたりしてる。フィリピン人とかフィンランド人とか。元気のいいチームだから、一緒にいて楽しくなるんだよ。うちのチームのイラン人の彼女は何か暗い。ていうか、同じチームの同僚と飯に行かずに、なぜ仕事の接点もないような人たちと行くのーなんてつっこまれそうだけど、無問題。そういうこと全然気にしなくなった。むしろ仕事のこと忘れて、他の話が出来る友達がすんごく欲しかった。ここまで2年ちょっとかかっちゃったねぇ。。。

というわけで、なんだかんだとそれなりに楽しく過ごしてる。暗いニュースばっかだし、外も暗いしで、どーしよーもないとこもあるんだけど、あまりネガティブに考えないようにはなってきた。いや、まじ、女子友バンザイ!!
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# by yahji_sali83 | 2008-12-05 19:52 | 過去(北欧時代)

2008年F1終わっちゃったね

F1は嫌いだったのよー、でも気がついたら全戦観戦。F1フリークには程遠いが、感想一言。

フェリペ、うぬは熱き男よ(by羅王)。
誰ともお友達っぽい彼は、どこいっても人気者。そしていつもコメント熱すぎ。飲み屋で説教する親父のようだが、フェリペだから許される。最後のインタビューで、フェルナンドにマイク向けてたねぇ。いつもアナタがいじくっておかしな方向にするの、楽しみにしてました。

「ロバートぉ、ちょ、お前、そこ頑張るところじゃないですから!!」
周回遅れ。Q2で何があったのかは見てないが、アンタが速いのは分かったから。キミとポイント同じだったよね。

「ティモ、あんた、ドライタイヤでポイント取れると思ったの??」
アタマん中根性論トヨタ式に・・・、いや、確かにピットインしたらポイントは絶望的だったが。トゥルーリは賢かったね。

「ルイス、君は最初から4位か5位を死守するつもりだったっしょ。」
去年のトラウマとなったレース、今でもはっきり覚えてる。何故かコース上でマシントラブルでもないのにストップしたんだよね。彼、なんだか日本でも嫌われてるみたいだけど、悪意的な放映にみんなひっかかりすぎー。ルイスが嫌いな人、2年前はフェルナンドたたいてたっしょ??にしても、養父の献身的な支えはすごいよね。あのお父さん、自分も走ってるような顔して映ってるけど、ルイスが勝つたびにチームが抱き合ってるときは、控えめに後ろで拍手してるんだぞ。

で、フェリペが1位でチェッカー受け、その後ルイスがチェッカーを受けた瞬間、のフェラーリ陣営の空気の流れにワロタ。
「をををー、フェリペが、今年のタイトルの栄冠に!!」
みんな抱き合って喜ぶ、その後画面右横のとうちゃんが
「んんん??あれ?なんじゃ、ルイス5位??」
一気に微妙な雰囲気に。

キミは首が繋がったって感じ。このひとの特徴は後半が非常に安定していて早いこと。そんで淡々としていて、自分の状態にも冷静だ。典型的なフィンランド人って感じ。シャンパンファイトはまず最初に飲むけど、今回のブラジル戦ではリーダーのおっさんに取り上げられてた。

同じくフィンランド人のヘイッキ。そろそろタイヤ温存する方法覚えたかなぁ?

セバスチャン君はすげぇな、別に失うもんがないからイケイケだったんだろうな。

今年の後半戦ネルソン君は安定してきたけど、出身地のコースでやっぱ舞い上がってクラッシュ、予想通りだ。コース上に何秒いたっけ?マスコミの意地悪なプレッシャーに負けないで来年も頑張ってね。合言葉は1ストップ作戦!

で、われらの期待の星カズキ君なんだけど、地味にポイントを取っていたのでやっぱり来年も頑張って欲しい。インタビューでも、彼はハードワーカーで、一生懸命だって紹介されてた。好感がもてるのは、いかにも海外育ちの王子様モドキとは大違いで、英語も普通に日本語なまり、ジョークを飛ばしまくるほど流暢じゃない。まずは日本でしっかり教育を受けてからだ、という親の教育方針が透けて見えるようだ。

私は競馬はやったことないが、負けると思っていても、同じ馬にかけちゃう人の気持ちがちょっと分かるよ。さて、私は誰のファンでしょう??

追記:実はヤルノさんもドライタイヤで走ってたんだってね?トヨタ、作戦勝ちとか言ってるけど選手へのレスペクトはあるのか?
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# by yahji_sali83 | 2008-11-03 15:29 | 過去(北欧時代)

マネージャーの条件

マネージャーと言っても芸能人とかのじゃなくて、仕事のって話。うすぼんやりしてるけど、部長課長係長みたいな管理職で、技術的なことにはあまりタッチしないけど、全体像を把握して、チームがすんなり動けるように工夫する人たちって説明でいいかな。こっちだと、管理職っていうより専門職のひとつと解釈できると思う。

その証拠に、マネージャーは部下の給料は把握してるもんだけど、その部下が自分よりいっぱい給料をもらってるのは普通なのね。でも、それに対しておかしいとか悔しいとかそういうレベルの議論は出てこないの。さらに、自分より10歳も20歳も若い連中が自分のマネージャーだったりするの。あ、これが気になる人は絶対に外資系にいっちゃらめぇ~~。ストレスで死にそうになるお。

フィンランドに来て気づいたんだけど、マネージャーとわたしらソルジャーの距離がやったら近い。私は平均的な日本人なので、よっぽどの用がない限り、自ら話しかけに行くってことはないんだけど、チームビルディングっていう一日ミーティングイベントとなると、だいぶ慣れたせいか、話す機会も多くなってきた。

私が好きだったのはこの間までいたチームのマネージャー。うちらと仕事が全然違うもんだから、この人らのやってることは全然わからん。ただ、働いていて、余計な仕事で追い詰められることがなかったっつーか、やんなきゃいけないことに集中できて環境が良かった。仕事が全然終わらなくても、スケジュールをちろちろずらしたりしてくれて、ミーティングに参加できるようにしてくれたり、そういうことをこっちに気づかれることなくうまいことやってくれてたので、そういう点では楽だった。

チームをでていく前に、この人と話をしたんだけど、彼は、どっちかっつーとおとなしい人で、いつもフィンランド人同士で固まって話している傾向があったんだけど、それについて
「他の人たちがもうちょっと平等に接してくれと言われたんだけど君はどう感じた?」
と聞かれたので、素直に思ってることを答えた。
「あなたは横から飛んでくる雑多な仕事を全部やってくれてたし、おかげで集中できた。私は不平等に扱われたと考えたことはない。それと、エンジニアの仕事が良く分からないっておっしゃってますが、私はあなたにそういうことを期待していないので、今のままチームのために仕事をしてくれたらそれで十分です。」
というようなな返答をした。エンジニアがチームリーダーをやってる組織もあるんだけど、エンジニアリングが分かってないからといって、その人を尊敬しないという理屈はないんだよ。そのへんいい年こいても分からん連中が多くてがっかりする。そんなようなことも話した記憶がある。

そんな風にきちんと話をしたおかげで、この間のチームビルディングでは、一緒にボーリングをやって楽しかった。よっぱらった彼にポカポカ殴られたような気がするが、多分本当だ。ていうか、ちなみにフィンランド人には珍しくスタイルのいい人で、多分筋トレオタクだ。中年でスタイルがいいってだけで私の中ではかなり高ランクだぜ。

んで、その帰り道、ヘルシンキまで電車に乗ったんだけど、最後は今のマネージャーと、その上のボスTと、あとは他のチームのチームリーダーたちという顔ぶれになったとき、フィンランド人のごたぶんにもれず、周りの連中が、どこの店に行くかなぁなんて電車で買ったビール缶片手に相談している間、こっそりとTが私の家を聞いてきた。
「おうちどこ?、ああ私の住んでるのは○○だ、近いねぇ、一緒にタクシーで帰ろうか。」
ラッキー、バスに乗るの面倒くさかったんだよ。そして彼は、
「彼女とタクシーシェアする約束をしたから私は帰るよ。」
と静かに語った。おお、なんか好感度アップだ。

そんで帰りのタクシーの中では、今日のミーティングはどうだったとか、こういうの企画するのにどんくらいかかるの、とか今の仕事で難しいと思うことは、とか、どうやったら解決するか、とか、君はこっちでもモトクロスしてるのとかそんなこんなで楽しくしゃべってたらおうちについた。なんでもうちの前は、彼の犬の散歩コースなんだそうだ。げ、ジョギング中会うかもしれんな。いや、何十人も面倒見ていて、いちいち人の趣味まで覚えてくれてるなんで、こういうポイントって大きいんだよなぁ。

良く観察してると、出世しそうな人としなさそうな人ってぱっきり分かれてる気がする。不器用でも他人を尊重する人は信用されて上に行くよ、きっと。ていうか行ってください。

実は、私はその上のボスともかなり仲がよく、ああこうやって上の人と仲良くなってきたら

「そろそろ潮時だ・・・。」

と感じるんだなぁ。性格の問題だと思うんだけど、安定してきたり、人に信用されだすと、そこから逃げ出したくなる。

ふむ、さてどうしたもんか。
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# by yahji_sali83 | 2008-10-07 14:24 | 過去(北欧時代)

期待しなさるなって

正直言っちゃうと、私も女でいい年こいて仕事してて辞めたくねぇって肩肘張っているようなとこあったなぁ。大筋では一緒だけど、でも今はちょっとだけニュアンスが違う。

働く女性支援のサイトやら雑誌やらを見てると、やたらとエクゼクティブを取り上げて、こんな風に自己実現をしなさいのような記事が非常に目立つ。まるで血液か星座占いのように、この中の何人かのパターンに当てはめてがんばりなさいよってゆう。

おいおい、ほとんどの人間は凡人だぞ、凡人が平凡に仕事して平凡に退職すんのはだめなんすか?これ、欧州(の端っこ)に2年以上住んで働いて得た感想。そ、大体ここいらで働いてる女性陣は、バリバリだろうがソコソコだろうが、すべからく肩の力が抜けている。普通に働いてる。この普通が日本では拡大解釈されてて、働く女性向けへの誇張メッセージとなり、その重苦しさにぶっ倒れそうになるってわけだ。

いや、こっちの普通は、定時にあがって子供を迎えに行ったり、家から仕事をするなり、そういう体制があっての普通だからちょっと違うって言われたらそうなんだけど。少なくとも働いてるっていうこと自体は特にステータスでもなんでもない。だから、普通に仕事して、本当にやりたいことは別に他にあってもいいわけなんだ。とかく日本では、仕事をして年収800万だけどサーフィンが好き、とかいうと、優雅ねぇとちょっぴり侮蔑つーか軽蔑と嫉妬の目を向け勝ちなんだが、それはうがちすぎなのか?とにかくとりあえず働いていて、辞める気もないが、子供以外に目が向いていると、かなり冷たい目で見られるような気がする。

そーゆーもんじゃないだろー、そんなに女に期待すんなって。男だって、生きがいじゃない仕事でも辞める気もなくだらだらやっている人は多いだろうに。だからって誰も責めないよなぁ。

んで、会社の同期とか学生時代の男友達ってさ、最初のうちは仕事の話を一緒にしてるんだけど、数年たって彼らが結婚して子供を持ち出すと、奥さんというフィルターを通して私という女を見るようになってくる。
「お前だってもうちょっとしたら(金が溜まったら)辞めるつもりなんだろ。」
今の仕事は辞めても、仕事を持つこと自体は辞めるつもりない。金だけの問題じゃない。
「いい加減落ち着いてダンナを支えてやれば?」
落ち着いてますが何か?夫婦間では支えあってるつもりですが、一緒に暮らしてないアナタに分かるなんてエスパーですね。

別に他人が共働きだろうがそうでなかろうが、関係ないし、人の家庭を非難するつもりはない。んだけれども、本当に家庭が満ち足りていて、なんの不満もない家族からは、そういう言葉は出てこない気がするなぁ。ああ、嫉妬ですか。Shit。

親からのメールも、「主婦」と仕事がんばってますかとか見るとなんだかなぁとか考えちゃう。

そんな風になってくると、つまんねぇなぁなんて思っちゃうわけで。相手にはバカだなぁとか思われてるわけで。とっても埋められないマリアナ海溝があるわけなんだね。

一方で自分の生きてきた道に自身がある人は、人の思想にあまり口出ししない気がする。
「私、お気楽に生きてきたから」
という言葉の裏に見て取れる強さがある。今はそぉゆぅ友達がそれなりにいるから、私も同じように強くいられる。
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# by yahji_sali83 | 2008-09-26 19:41 | 過去(北欧時代)