カテゴリ:日本企業戦士( 4 )

女衒に売られると奴隷

久しぶりに怒った。

ことの発端は、引っ越しをするために、契約を短縮して早めに会社を辞めさせてほしいと申し出たことだ。
人売りITの話は良く聞いていたからすんなり行くとは思わなかったが。
社長にその旨を連絡すると案の定
「ペナルティーを払わなければ・・・考え直してくれないか?」
それに、いやですと返すと、
「なに?外国に行くの?介護?次の職場が決まった?」
と、高圧な態度。
「いえ、ちがいます。」
と返すのみ。
「最後まで務めるの、難しいですね・・・。」
と答えて、理由という名の言い訳は一つも言わなかった。
つか、理由は「もううんざり」なんだが。

次の日、電話がかかってきたようなので折り返すと
「ちょっとまって!」
三者通話にされ、人事のねーちゃんが
「先方の契約が、親会社との契約とつながっていて、それを切るとなると、たくさんの承認作業が必要で、連日会議になるんです、それから・・・。」
ほー、オマエ、どっちが立場が上か分かってないようだな。戦力外だ、下がれ。と心の中で吐き捨てた。
と、まずいなと感じたらしい社長が
「・・・いや、いくつか話が混乱しているので、整理したい。」
と言いつつ、同じことを「先方からの要望」として私に話した。社長の言い分では、先方はうちの会社のようにフレキシブルに対応ができない。うちは労働者の権限として一か月前に辞めると言われたら、それは止められないのだが」まぁ、妥当な説明だ。だが先ほどから先方だの何だのって、契約しているのはアンタであって、私はアンタに売られて売春か傭兵してるのと一緒だっつの。

自分と相手の会社との利害が一致しているので、お前が我慢しろとしか聞こえない。
・・・いままで従順だったからな、何言われてもおとなしく聞いていたからな。でもな、いいか、海外で現地採用された女をナメるんじゃねえぞ。
ブチっと頭の中で音がした。

「さっきから先方が先方がとおっしゃってますがね、自分たちの都合ばっかり押しつけているじゃないですか。なに、あたしは従業員だからおとなしく言うこと聞けと、お前には人権がないと言うことなんですね。」
相手はたじろいだようだ。人事のねいちゃんがはっと息をのんだ声が聞こえた。
「いや、こちらとしては強制できないので、お願いしてるんだが。余った有給は4月以降に回してその分の給料も出しますよ。要するに相手も金の問題があるし、お金で解決しましょうということです。」

そういうと喜んで納得すると思ったのか?あーあ、すっごくいい提案したと思ったんだろうな。というわけですかさず
「4月以降?契約を続けることですか?」
とすっとぼけてみた。そうすると、バカにしたような声で
「ですからね、先方との契約は切って、うちの会社に所属して4月10日くらいに退社するんですよ。ボーナス分も上乗せになりますよ。」
というので、心の中でガッツポーズをしながら言い返した。

「あのー、4月まで社員っていうことは、有給休暇がリセットされてまた20日付くんですが、大丈夫なんですか?」
想定外の返答に相手はしばらく押し黙った。東大院卒の50代をうならせた。うーん人生の快挙はこれで終わりそうだお(しょぼイ)。
「とにかく、こちらがお願いしたいことは・・・」
と先ほどの話を繰り返し
「というわけで、48時間以内に返答を頂きたい。」
「分かりましたが、あまり選択肢はないようですね、フフン。」
と言い返しておいた。

最終的にこちらが折れることになるだろうと思った。自分の会社の社長をいじめても、彼も立場の弱い人間なんだし、小さい会社の社長にしては珍しくモラルが高く、正直な善人なので、彼のことは正直嫌いではないのだ。だけど、舐められると人はどんどん理不尽なことをしようとする。今回のポイントは、
「あまりふざけたことをすると、法的手段に訴える用意がある」ということを、言葉で言わずににおわせることなのだ。叩けばホコリが幾らでもでる。命令系統、雇い方、そして法律的には内容証明で退職届を出せば従業員は2週間後に会社を退職できる。又、いざとなったら会社都合の解雇にしろと行ってやろうかとも思っていた。

あんまり待たせるのも、こちらとしても気持が悪いので、次の日にすぐ電話した。
「あの、事情は良く分かりましたので、3月31日まで続けます。会社との契約も31日まででいいです。」
というと、
「いや、有給の分は4月以降も払う。」
そんなことより、こっちは一日でも早く辞めたい。有給を就業中に使い切るつもりなんだが。
「えっと、有給そんなに残るか分からないですし、万が一次が決まった場合契約が足かせになると思います。」
「そんなのは相手の会社に言えばいいんだよ。」
・・・いや、その手にはのるまい。ていうかアンタってなんでそんなに世の中に疎いんだ?それとも私を陥れようとしているのか??
そういうわけで、有給分退職日を伸ばすかどうかという話は先延ばしになった。
わりーけど、欲をかいて小市民がいい目を見たという話はついぞ聞かないので、多分辞退するだろう。というか、仕事関係で恩を売られるのはすごくいやだ。
なので、
「じゃぁ、また後で考えます、今回はご迷惑をおかけしました。先方へのご連絡、よろしくお願いします。」
とおさめた。

で、何を報復されるか分からないので、退職届は今は出さず、3月半ばまでとっておくことにした。理不尽なことをされたら明日にでも退職届出すぞという意思表示だ。
そして3月31日にスパっと辞めるために退職届をその2週間前に内容証明で送付する。
前、日本を出る前に、辞めさせないという嫌がらせを受け、その時は何も知らないバカだった私は、おろおろと人事に相談するのみだった。
あの苦い経験が今頃役にたつとは・・・もう最後にしたい。
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by yahji_sali83 | 2011-02-17 22:54 | 日本企業戦士

わたしとまわりと奴隷たち

ソーシャルネットワーキングって題名だっけ?フェイスブック創始者の映画。
あれが有名になったせいか、Social networkingにカテゴライズされるというウェブサイトが軒並み閲覧禁止になってた。
つか、普通のニュースサイトもブロックされてるんだけど・・・この会社、大丈夫か?

毒キノコ会社はIT毒キノコ系なんだけど(意味不明)、基本、技術者を抱える会社てえのはある程度泳がせるもんだというのが、大多数の意見なんじゃないか?
つまり、ソフトを開発するような連中は、新しいIT技術の吸収に貪欲で、新しいアプリケーションをある程度自由にいじくってこそ、アイデアが生まれるんじゃないか、というのが定説だと思ってた。
ここはそういうことを奨励しない。社内ベンチャー応援しますとかとんちんかんなこと言ってるけど。

んで、それはつまり、「うちには技術はありましぇん、そんなもの必要ありましぇん」と告白しているようなもんだ。
お偉いさんと小作人たちの対談の場みたいなのを設けて、
「サブコンの管理ばかりでやりがいがない」「技術を学ぶ機会がない」とさんざん言われ、
「それは問題だが、学ぶ気になれば自分で勉強し、技術を高めることができる。」
などととんちんかんな回答をするAHOにつける薬はNothingです。
あれこれ禁止してほいでおうちに帰ってから勉強?資格試験とるならテキストもあるだろうし時間に応じて学習が進むので、それはいいだろう。

でもね、新しいこと勉強するってすげえ難しいんだぞ。ネットになんでも転がっているとはいえ、断片的だったりちょっと間違ってたりする情報の行間を補完しつつ技術をモノにしていくっていうのは、計り知れない時間と集中力が必要なのを分かってないだろ、OMAERA!
無駄に9時間も会社に拘束しやがって。
「私はただのAMAKUDARIです、退職金もらえればそれでいいのです」
と暴露しているにすぎない。

大手毒キノコ会社の子会社として、ITバブルが膨らみきったところで設立した会社のようだが、世界のキノコ市場を見るに、そろそろSunsetだね。まー仕事がなくなったらうちらみたいな奴隷を真っ先に切ればなんとかなると思っているだろうが、キミらも同じ穴のMUJINAです。真っ先につぶして母体を守るための防波堤の一つなのです。あと、資金ロンダ・・・(自主規制)。

そんでもみんな頑張って遅くまでいるのよ。ノー残業デーなんかは
「今日は残業しちゃいけない日だから」
と言い訳しながら家に帰る。家族とゆっくりできるから、とかそういうセリフはないわけ?
会社って別にあんたらが遅くまで働いて嬉しくないよ。
人件費はコストです。そういう意識もないわけだ。
素敵な奴隷根性です。全く主体性がありません。

こんな世の中、そうそう長く続くもんじゃないと思うけどな、みんな疲れきってんじゃん。
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by yahji_sali83 | 2011-02-04 22:00 | 日本企業戦士

てがるに限界を

初めてのハーフマラソン。
朝起きると、なんか苦しい。うう、ここ10年くらい、なりを潜めていた謎の発作が今日に限って発動。
気管支が閉まって息がつらいぜ。
出発時間を過ぎても治まらないので、
「ちゃんと寝てるんだぞ。」
というダンナを見送る。ううーううー、とか唸ってた。
そこで思い出したのは、ドーピング剤、ジミヘンばりにおでこに張ってLSD(Long Solow Distance)だぜ!
注意書きには、胸、腕、背中のどれかにしてくれって書いてあったので、仕方なく肺に近い胸に張ってみる。
この間、久しぶりに、最近初めてこの症状に襲われたとき、お医者さんがくれたポルナレフみたいな
名前の薬(ジョジョもしくは、シェリーにキッス?)で、皮膚から吸収するやつ。
一枚だけしかくれなかったので、大事にとっておいたものだ。
ついでにに、便秘、排尿障害を併発するが、上気道を広げてくれる薬を飲む。効け、効くんだ!
そんなに早く、あるいは劇的に効き目がでたら、ホンマモンの麻薬なんだが、
効いたことにして、すぐにダンナに電話。
「取り合えず、行くから、駅でマテ。」
そんなんでダンナを駅に待たせ、普段3分しかかからない道のりを10分くらいかけて歩く。
余談だけど、私に起こる症状は、純粋な喘息とは違ってて、それは気管支の上の方にだけ起こる炎症
だから、気管支炎としか診断できないと、子供の頃言われたことがある。まあ、喘息よりはマシなんだろう
とポジティブに解釈してるんだ。

ひーひーぜろぜろ言わせながら、
「薬が効いてくるから、取り合えず参加する、だめなら棄権するから。」
こう言い張る私を誰も止めることはできない。いいじゃん、倒れたらアホな毒キノコ産業も辞められる。
人への迷惑はかえりみない。まぁ、結果として薬が効いてきたよ、麻薬じゃないからマイルドに。

取り合えずスタートしたのよ。めずらしく3時間も制限時間があるもんだから(通常2時間半)、
普段走ったことないような連中が、ガンガン参加してる。
おいおい、そのペースじゃハーフ2時間切るよ、とか思ってたら
案の定、4,5kmくらいで、既に歩く連中続出。かたや、招待選手はもう折り返して帰ってきてる。
すげぇ、アフリカのなんとかって選手は、走る彫像だよ、あんなのが槍もって襲ってきたら
おとなしく食われるね。日本人選手も、キン肉マンのソフビ人形みたいだった。

約10.5kmの折り返し地点、じいさんが後ろからとてとてっとおっかけてきて、
「あと10キロなんて、なんてことねーや、な。」
と、こっちの顔を覗き込みながら言うので
「うん」
と笑い返したのよ。そしたらじーさんはそのままがんがん走り去っていったさね。
年寄りすごいよ、腰の曲がったばーちゃんとかも、すんげぇ速いの。
マラソンって一生できるスポーツなんだ。

下町の河川敷、途中でチアガールとのハイタッチ、太鼓での応援、ボーイスカウトの給水。
こういうの、いいよねー。
そんで、心拍数をレッドゾーンに持っていくと、気管支が終了するので、慎重に走ってたんだけど、
13kmほど走ったとこで、
「もしかして2時間半切れるかも。」
という思いがでてきた。そこでほんのちょこっとだけピッチを上げてみる。
うん、苦しくない、とここで、よく初心者向けの本に書いてある
”初心者は、17,8kmで、足が止まるよ”
を思い出した。
まるで、寒天の中を走ってるみたいに、足を動かしても歩幅が伸びないの。
ほほー、これのことか、もしかして2時間半は無理なのか?
とか思ったが、多少は走っている身、これをやりすごすと、ちょっとは調子が戻ることは知ってるので、
気力で4kmくらい走れよなーと、自分を鼓舞してみた。

ハーフってのは、20kmじゃなくて、約21.1kmなんだよな。後でダンナが、
「皆が、後何キロっっていうのとか表示がバラバラで、むかついた。」
とか言ってたが、距離の表示が、後何キロというのと、出発してから何キロの2種類あって、
脳みそがグロッキーだったために、混乱したものと思われる、と解説したら、エウレカって顔してた。

んで、最後の1kmで、つれーなー、なんだよ、なんでこいつらあとちょっとなのに歩いてんだよ、
と脳内で毒を吐いていたら、沿道に見慣れた顔が。私にしつこくハーフを薦めた高校時代の友達。
彼女は、多分1時間50分くらいで終えたんだろうけど、疲れているにもかかわらず、私が走ってくるのを
待ってたのよ。
力いっぱい手を振ったね。それからゴールまでダッシュしたね。

結果は、後日に配送されるらしいけど、トルソーと呼ばれるICチップ(マネキンじゃないぞ)を
つけて走ったので、スタートとゴールの門をくぐったときに、計測が行われているとするならば、
2時間半はぎりぎり切ったはずだ。
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by yahji_sali83 | 2009-10-19 16:01 | 日本企業戦士

きーぎょーせーんしーガンダモーガンダモー

こんつわー、生きてます。

実は働いてます、チョーデケー腐敗きのこ企業で胞子バンバン飛びまくりです。
だがー、業務委託っつって、まぁハケンとやってることは変わらんのだが、
法律がゆるゆるなのでそれって多重派遣と同じなんじゃぁ?とつっこみたく
なるような、うちらに人権はないの?と聞きたくなるようなそんな職場です。
多分国の汚偉いさんとは「金のまんじゅうでござる」「おお、うまそうな饅頭であるな」
といった健全な関係にあるため、労働基準監督署も安心して監査にこない
っつーわけね、これわたしの妄想あるよ。ホーリツには明るくないので、この辺で止めときますが。
いや仕事も辞めたい。とかいいつつ全く次のあてのない世の中なわけで
おとなしくしとくのが吉だよ。

と思ったんだけど、やっぱ雇い主のシャチョーに文句いいまくりだった。
つか、わたし、そんなキャラだったっけ?北欧約3年間のうちに、ずぶとく
なりまくり。
なんで管理されまくり(本当は協働先は管理しちゃホーリツ違反なので、ぎりぎりをつく)
なのに、ろくな仕事が回ってこなくて、もう首かなーと思ってたら、何故か延長
という話、なんなんですか、これは、と噛み付く。大人しくしてりゃいいのに。
職場おかしいっすよ、私と同じ立場の連中は炭鉱の労働者のごとく、毎日毎日
夜9時とか10時まで神奈川の海のはじっこの方で仕事してるし、その割りに
昼間は舟こいでたりするし、うちらをとりしきってる会社の連中は親会社
の顔色伺いっぱなしで目が死んだ魚。こんなとこいちゃ、せっかく取り戻した
自分という名のアイツがまた逃げてしまうではないか~~!

そんなわけで、朝は歩くと30分かかる山道をえっちらおっちら歩きつつ、同僚の
奥様と談笑しながら会社に来てるわけさ~、わたしはあなたのストーカーです
とかいいながら、途中の無人販売で野菜買ったりしてさ。

まーいーよ、どんだけつらくても、ここは日本。日本人として権利はあるし、
なんかあったとしても、言葉は通じるし。太陽昇るから、まだやれるなーとか
思っちゃうし。

それに友達が沢山。フィンランドではよっぽどさみしかったのか、日本に帰って
来てからは、あんなに拒絶していた小学校やら中学校やらの友達と連絡とりまくり。
(もちろんそれ以降の友達ともだけど)
そして驚いたことに、携帯メールの履歴が女性でいっぱいだー。
ビバ同性の友達!!みんなそれぞれ波乱万丈で面白い。

んなわけで、つらつら書いてみると、結構楽しんでいるんじゃんいうことが分かって
自画自賛、だがやっぱり安定した職にはつきたいよなぁ。

職場のお笑い話はおいおいパワーのあるときに。
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by yahji_sali83 | 2009-08-04 14:40 | 日本企業戦士