久しぶりにドキドキした。
朝、ダンナをオフィスに送ってから私は自分のオフィスに向かうんだけど、ダンナのオフィス手前での出来事。 道路が凍りまくってるので、ラフにドライブしなくてもデフォルトで滑りやすいわけ。私は左の車線から本線に合流するとこにさしかかったのね。ここはカーブがきつく、合流の距離が短いから、結構気をつけて入らなくちゃいけない。ギアは4速。合流しようとしたら、右の本線でふらふらしてる車がいるわけ。 「あ、あぶねぇ、ふらふらしてる」 とダンナ。確かになぁ、と合流ラインのブロックが切れたところで、その車が私の車線に突っ込んできた、しかもカオがこっち向いてるし。こいつ、ブレーキべたふみでハンドルきりやがったな、と。いや落ち着いている場合じゃないぞ。向こうはまだこっちに向かって進んでるし、私も急ブレーキ踏んだら二の舞だ。でも、もうぶつかる。 「諦めない」 ふと自分の口から低く言葉が飛び出た。ああ、バイクで事故りそうになったとき、いつも言ってたおまじないだ。ダンナはなぜか私の腕をわしづかみ。右手がイテェ。左に一本車線が開いているのを確認し、後ろに車の気配がないのを一瞬で見取り、ブレーキを甘く踏みつつ思いっきり左にハンドルを切った。 抜けた・・・、制動装置も作動せず。ギアを2速に直し、その場を離れる。 「C4かC3だったな。」 という私に、 「こえー、ひざががくがくしてる」 というダンナ。さらに 「こういう場合どっちが悪いんだ??」 おい、私は車線を守ってきちんと走っていたぞ、どういう意味だ、とにらみつけた。 「だって証拠わかんないじゃん。」 「こっちは車線守って走ってるのに、向こうが逆走してきたんだよ、現場みりゃ一発だろ。ていうかなんで私の手をわしづかみするんだよ。ギアが変えられなかったろ。」 「ぶつかった?」 「ぶつかってねぇよ!」 あの速度でぶつかっていたらこっちも壁に激突してるさ。 つか、運転するのが怖いのはこっちのせりふだっつーの。 「すげえテクニックだったな。もうだめだと思った。」 「最後まで諦めたらイカンのよ。」 などといいつつ、いざとなったら家庭を支えられるのは私だと確信したほの暗い朝。 やっぱり車の運転は好きになれない。
by yahji_sali83
| 2009-02-03 15:13
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