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突撃隣の年末年始

年末は、かなりあわただしく適当に知り合いの家にゲリラ襲撃しまくった。
クリスマスは古巣の友達の家で、猫やら犬やらフランス人やらオランダ人やらと飲んで食ってしゃべって。

んで、気づいたんだけど、フランス人ってほんっとに英語嫌いだねぇ。つか、もう俺たちゃ偉いから英語なんて勉強する必要はないんじゃという態度が特に中年オヤジからでまくり。なもんで、向こうが適当に話したことを、たまに訳してもらって、すんごく少ないボキャを使ってコミュニケーション(主にラベルのピアノの楽譜から拾った注釈)。アムールの国の人だから、自分が愛深き女だということをアピールしたら、全然OKだった・・・ということにする。というか、持って行ったベルギーチョコがかなり好評だったからだと思う。ショコラショコラ言いながらバクバク食う10人くらいのフランス人を見て、ああ安物買ってかなくて良かった、もっと買ってけば良かったとか考えたわけ。で、ラテン系の言葉ってしゃべりたくなる言葉だって聞いたことあるんだけど、本当にそう。みんなぺちゃくちゃ楽しそうにくだらない話とか、ワインの飲み方とかしゃべるわしゃべるわ。ダンナさんのピーター(オランダ人)も慣れた風に、相手のフランス語に英語で返したりと堂々としてるし。コミュニケーションに必要な語学力って実は全体の10%行かないんじゃないかと感じさせられたっす。後の90%は強烈な自己主張と個性だと思う。

そんで、その後はフィンランド人上司と奥さん(入社の際に仕事を教えてくれた人)と焼肉パーティ。ビールが飲めないもんで、レミーマルタンをぐびぐびやってへろへろに。奥さんは、この不況に内定を決めて、そろそろ働き出すらしい。子供が3歳だけど、出張だらけであちこち走り回るんだってさ。うーんパワフル。あんまり仕事の話をしないようにしてたんだけど、日ごろの鬱憤が爆発してなんか暴言吐いていたかもしれない。

年末から年始にかけては、サロってところに住んでるお友達といっても、50代夫婦の家に、これまたたかりに行って食いまくって飲みまくり。1月1日になった瞬間に町中の人たちが出てきて花火をあげるというので、マイナス10度の中、ぽくぽくついていった。でっかいロケット花火の先端みたいなのが棒にくっついてて、中にはガムテープで補強してあるやつもある。・・・嫌な予感がしたけど、みんなシャンパン開けながら次々と点火してくのね。毎年新年花火のせいで何人も失明するんだって。。。と私の足になんか飛んできて爆発した。みると、ビニール袋が丸こげになってる。えぇぇ??とパニックになってると、今度はガムテチューン花火がその場で暴発。なにこれ、なんでこんなにすごい爆風なの?上がっている花火をみると、日本の花火大会であがるやつの一番小さいのくらいはある。フィンランドでは花火のレギュレーションが異常に緩いらしい。そりゃ失明しますよねー。ビニール袋がなかったら足が燃えてました。年明け早々運を使っちまったようで。次の日にはサウナを借りたりして、まさに上げ膳据え膳。実家にいるような気分でした。

と、会社に人があんまりこないのをいいことに、さぼりまくって、さらに女神転生なんか解き始めたもんだから、出社しても眠くて仕方がない。まだクリアしてないし。そんなこんなで日本の正月がもっとも遠かった年末年始をすごした。だんだん慣れてくると日本に帰るのがおっくうになってくる人の気持ちもだんだん理解できるように・・・。
by yahji_sali83 | 2009-01-05 18:50 | 過去(北欧時代)
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