<< マネージャーの条件 こどもたちとおとなの事情 >>

期待しなさるなって

正直言っちゃうと、私も女でいい年こいて仕事してて辞めたくねぇって肩肘張っているようなとこあったなぁ。大筋では一緒だけど、でも今はちょっとだけニュアンスが違う。

働く女性支援のサイトやら雑誌やらを見てると、やたらとエクゼクティブを取り上げて、こんな風に自己実現をしなさいのような記事が非常に目立つ。まるで血液か星座占いのように、この中の何人かのパターンに当てはめてがんばりなさいよってゆう。

おいおい、ほとんどの人間は凡人だぞ、凡人が平凡に仕事して平凡に退職すんのはだめなんすか?これ、欧州(の端っこ)に2年以上住んで働いて得た感想。そ、大体ここいらで働いてる女性陣は、バリバリだろうがソコソコだろうが、すべからく肩の力が抜けている。普通に働いてる。この普通が日本では拡大解釈されてて、働く女性向けへの誇張メッセージとなり、その重苦しさにぶっ倒れそうになるってわけだ。

いや、こっちの普通は、定時にあがって子供を迎えに行ったり、家から仕事をするなり、そういう体制があっての普通だからちょっと違うって言われたらそうなんだけど。少なくとも働いてるっていうこと自体は特にステータスでもなんでもない。だから、普通に仕事して、本当にやりたいことは別に他にあってもいいわけなんだ。とかく日本では、仕事をして年収800万だけどサーフィンが好き、とかいうと、優雅ねぇとちょっぴり侮蔑つーか軽蔑と嫉妬の目を向け勝ちなんだが、それはうがちすぎなのか?とにかくとりあえず働いていて、辞める気もないが、子供以外に目が向いていると、かなり冷たい目で見られるような気がする。

そーゆーもんじゃないだろー、そんなに女に期待すんなって。男だって、生きがいじゃない仕事でも辞める気もなくだらだらやっている人は多いだろうに。だからって誰も責めないよなぁ。

んで、会社の同期とか学生時代の男友達ってさ、最初のうちは仕事の話を一緒にしてるんだけど、数年たって彼らが結婚して子供を持ち出すと、奥さんというフィルターを通して私という女を見るようになってくる。
「お前だってもうちょっとしたら(金が溜まったら)辞めるつもりなんだろ。」
今の仕事は辞めても、仕事を持つこと自体は辞めるつもりない。金だけの問題じゃない。
「いい加減落ち着いてダンナを支えてやれば?」
落ち着いてますが何か?夫婦間では支えあってるつもりですが、一緒に暮らしてないアナタに分かるなんてエスパーですね。

別に他人が共働きだろうがそうでなかろうが、関係ないし、人の家庭を非難するつもりはない。んだけれども、本当に家庭が満ち足りていて、なんの不満もない家族からは、そういう言葉は出てこない気がするなぁ。ああ、嫉妬ですか。Shit。

親からのメールも、「主婦」と仕事がんばってますかとか見るとなんだかなぁとか考えちゃう。

そんな風になってくると、つまんねぇなぁなんて思っちゃうわけで。相手にはバカだなぁとか思われてるわけで。とっても埋められないマリアナ海溝があるわけなんだね。

一方で自分の生きてきた道に自身がある人は、人の思想にあまり口出ししない気がする。
「私、お気楽に生きてきたから」
という言葉の裏に見て取れる強さがある。今はそぉゆぅ友達がそれなりにいるから、私も同じように強くいられる。
[PR]
by yahji_sali83 | 2008-09-26 19:41 | 過去(北欧時代)
<< マネージャーの条件 こどもたちとおとなの事情 >>