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自分をプッシュプッシュ

さて、そろそろ家を決めないといかーん、というわけで、ダンナの不在中にお休みをとってヘルシンキへ。不動産業のおばちゃんは、やはり土日は会えましぇんというわけで、平日に来るしかないのだ。

車でたどり着く自身が一ミリもないので、念入りにバスの時間と場所をチェックしてれっつらどん。
てゆーか、久しぶりに電車に乗るせいか、切符の読み方忘れてる。えーと、どれが車両ナンバーだっけと、車掌さんを見つけたので
「アーンテークスイイイイイ!!!(ソミマセーン)」
と追っかけてって聞いてみた。ああ、そうかこれか、どもども。

今日行くのはヘルシンキの西の方にある、結構裕福な人が暮らすエリア。んで、バスがよーわからんけど、幾つか行き先を通りそうなのを調べておいたので、そいつにとりあえず乗ってみる。

えと、ヘルシンキでのローカルバスの乗り方。
市内じゃなくて、隣町にいく場合は、運賃が高くて3.8ユーロ。これって乗るときに払えばオッケーなんだけど、その時、行き先のエリアを伝えなくちゃいけない。ヘルシンキでは、ローカルエリアバスと、市外に行くやつは、ちょっと勝手が違うので注意。

んで、バスのテロップに、次止まるところの表示が出ない場合がとっても多いし、日本みたいにアナウンスがあるわけではない。だから、初めて行くところはかなりヤバイスリルが味わえる。経験上、ここに行きたいんですみたいなことを伝えると、わざわざ教えてくれることが多いのでチャレンジすること。

ちなみにバスの運転手はめったに英語を話ましぇーーーん。そういうときは、気合!行き先の地図を示しながら、ここに行くの!ってオーラを出しまくる。

幸い今回は、昼間ってこともあって、バスの中から停留所の表示が読める。まさに目を皿みたいにして、ひとつひとつ追っていくと、自力で目的地で降りることができた。我ながらよくやった。

えーと、多分普通の旅行者はこういうローカルバスに、あんまり乗らないほうがいいと思います。路線も結構複雑だから、かなりあせります、難しいです。乗るなら、ネットで良く調べてからか、フィンランド語を覚えてからにしましょう。

ほんで、やっとこさっとこ目的地についたら、もう不動産のおばちゃんが待っててくれて、いろいろ案内してくれた。すげー、新築だ、サウナが家についてる。トイレも二つだ。ガレージもあるぞ、バルコニーの他に、サンルームがあるぜよ。かなり家賃は高いけど、他も調べたところ、築50年くらいでもあんまり値が落ちてないので、この辺で手を打っておこうよホトトギス。

さらにうれしいのが、オーナーってのがいなくて、最初から不動産業者が買い上げたアパートなので、いちいち理屈をつけて、部屋をチェックしに来るオーナーがいないってこと。これはちょっと助かるよ。それと、かなり安全そうで、浮浪者がぶらぶらしてるってこともないし、スーパーまではちょっと距離があるけど・・・。ヘルシンキまでバスで30分かからないし、いいと思うのだがなぁ。何より室内ガレージがあるっていうのは、バイク持ちとしては、とても都合がいいんだよね。

んなわけで、仮押さえはしちゃって、あとはダンナが帰ってきたら、また平日にこなくちゃいけないのだ。ま、仕事はほぼ引き継いじゃってるので、心配することはあまりない。

せっかく来たんだから町をぶらつこうと、おにぎりを食いながら考え事をしていると、向かいのベンチにすわってるおっさんがこっちをジーっとみてた。多分、気持ちの悪い黒い(のりなんだけど)をむしゃむしゃほおばっているのがめずらしかったんだろう。

んで、ヘルシンキ、店員とかの態度が明らかに前よりよくなってる気がする。服のブランドも増えたかも。下着は確実に増えてる。オーバドゥやらシャントゥールの種類が増えてる。んで、前からチェックしてたリーズナブルでこれなら買っても損しないと思ってたパッショナータに手が伸びたが、いかん、さっき靴を買ったじゃないかと諦める。次ぎ来たら買ってしまいそうだ。

毎回ヘルシンキのストックマンで楽しみにしてるのは、期間限定の靴シリーズで、今回はカエルちゃんのロゴのついた靴があった。んで、履いてみるといやーん、なんかかわいいーってなわけで買っちゃったのよ。だって1足1サイズしか残ってなくて、それが私ぴったりなんだもん、いいんだもん。

それと、ちょっとびっくりしたのが、日本のぼつぼつのついてる健康サンダルらしきものが1種類だけ並んでた。でも健康サンダルに80ユーロも払いたくないでしょぉ。

ほっそりしてておしゃれでかわいい女の子たちは目の保養になったし、やっぱヘルシンキとはいえ、都会はいいねぇ。

そんなわけでごっきげんで帰ってきたのでした。
by yahji_sali83 | 2008-06-05 03:47 | 過去(北欧時代)
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