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あなたにもありまするマズルカ精神

ショパンといえば、そこそこ弾ける演奏家からプロまで
「いやぁ、私には難しくて弾くことができません」
と言わせちゃうくらい、大変なマズルカで有名だ。ちなみにマズルカが簡単だというのは、
「自分は初心者でーす」
と暴露しているのと同義っちゅーわけで、とりあえず、クラシックピアノに「自称」詳しいふりをしたければ、
「マズルカはめちゃくちゃ解釈が難しくてねー、どんなCD聴いてもこれと思うものがないんだよね。」

とか言っておけばOK。
実際ちょっと演奏してみれば分かるんだけど、つっかかるような変なワルツで、だけどこけちゃいけない、さてどうすりゃいいんだ、こりゃ??となるわけ。

そのころウィーンで流行っていたシュトラウスのワルツは、軽快になるように、最初の拍子がズーンチャッチャって感じで長くなるように作られてるん(演奏されてるん)だけど、ショパンのは、ズンチャーッカとかズンチャッカーみたいなのが多くて、そのせいか生来の暗さのせいか知らないけど、彼のワルツってば人気がなくなっちゃってた。シュトラウスなどに影響されて
「よし、僕も一丁派手なの作るんべ!」
とがんばったのが、ワルツ集の一番最初に載っている「華麗なる大演舞曲」なんだってさ。
これも正直言って
「踊ら(れ)ないワルツ」
なんだけどさ、ショパンにしてはがんばったジャーンという気がしてくる。この曲は嫌いだったけど、そういうエピソードを知ると、なんか愛着が沸くというもの。

で、くだんのマズルカなんだけど、これはポーランド独特のダンスのリズムで、ショパンが故郷に思いを寄せて書いたものなんだって。ポーランドといえば、ほぼロシア、東欧っつーわけで、なんかフィンランドと重なる。いっつもどっかに占領されてイタイ思いしてて、この間軍事関係の協定をアメリカと結んだばかりってアルジャジーラで放送してた。フィンランドだって占領されまくりだし、原発はフランスにまかせっきりだし、(無理やり)似てる気がしませんこと?

ショパンてば田舎からでてきて、社交界とかに出ちゃったもんだから、もう帰る気しないわけさ。教養があったりおしゃれだったりする女性に手玉にとられちゃうわけだ。彼の場合娘がいるようなおばちゃんにまんまと手玉にとられちゃったけど、実は婚約者がいたり、流行のオペラ歌手にラブレターをだしてふられまくったりしてたらしい。田舎から出てくるとね、なんか愛欲におぼれるのよね。

東京にいたときも、どこぞの北欧から来た連中が、毎晩酒飲みに六本木にくりだし、頭の悪そうな女をひっかけていい気になってたってのと良く似てますね。日本の場合、色が白くて金髪で目が青いってだけでなんとなく調子に乗れちゃうんだけど、その当時のヨーロッパの社交界の場合、身分は低くても音楽家っつーだけで、一目置かれたってわけでしょ。そういう意味では今とあまり変わらんよね。んでさ、一回都会になれちゃうとさ、帰るのがイヤなわけで、そんでも日本はこういうとこが悪いとかなんとか文句言って、自分の国のつまらーん自慢話をえんえんと話続け、だったら帰りゃいいのにと聞かされているほうは思うわけなんだが、本人は欲望を満足させてくれる状況に甘んじちゃって・・・以下エンドレス。

幸いにして、そういう一般人とショパンを分けたのは、音楽の才能ってわけで、理想化されたポーランドについてマズルカって音楽でぐちぐち言ってたっつーわけ。それをまた信者が「おお、これこそリアルポーランド」ってますますもちあげちゃった。だからすっごーく難しくなっちゃったってわけ。

・・・・・・なんて妄想しちゃったんだけど。自分たちに置き換えてみると、ちょっと古いけど「うさぎおいしかのやまー」は、ウサギがおいしい山がありますよーじゃなくて、ウサギを追っかけた山がなつかしいって歌ってるんだよね。それを聴いて、一般的な日本人だったら、きっと都会育ちも老いも若きも、なんとなく懐かしいような胸キュン(死語)な思いに捕らわれるんじゃない?そんなんとちょっと似てるんじゃないかなと思うわけだ。ただ、ごちゃごちゃした解釈とか思想とかが尾ひれのようにくっついてくるとさ、いや、ショパンは軟弱じゃなくて、うちに秘めた愛国心がーとかって、どんどん訳わかんなくなっちゃうのよね。人の心なんか本人じゃなきゃ分からないのにね。

そゆわけで、マズルカの精神は、日本人の心にも、いや、

アナタの心にもあーる!

(ダメ?)
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by yahji_sali83 | 2008-03-10 16:08 | 過去(北欧時代)
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