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確かに高級志向、思考回路は低俗

東京に帰った際、真っ先に向かうのが伊勢丹のインナーコーナーなんだけど、これってば私はほぼスーツケースは空っぽで帰省するから、インナーはASAP交換したいの。
伊勢丹の品揃えはとてーも充実してる。でも向かって右奥のインポートコーナーはチラ見するだけで買わない。なぜなら不当に高い値段で売ってるから。ラペルラが個人的に好きなんだけど、個人輸入より2,3割増しであのクラスのインナー買いたくないっす。

んで、ライセンス販売してるクロエの話。今年でちょうど10周年なんだそうだけど、私はここのは販売初めから購入してるのだ。初めて買ったのは、赤にベルベットのグレーのふちどりがしてあるセットで、これがまたすごーく濃い目で暗いクリムゾンレーキの色で、デザインはちょっとスポーティーなミスクロエ。このころはカネボウがライセンスを持っていた。ちなみにクロエは、日本人のために日本で作られているようなので、海外で探しても見つからないみたいだよ。

数年前、カネボウが紡績部門を撤退したときは、いったいどこがライセンスを取るのかどきどきしていて、もしグンゼかワコールが取得した暁には2度と買わん、と思ったんだけど、キッドブルーが買ったのね。で、しばらくキッドブルーのタグがくっついてたんだけど、いつのまにかカドリールってとこが買っちゃった。んだけど、私はキッドブルーも好きだから、キッドブルーのコーナーをチェックしたら、ここにもカドリールの表示がついてる。あれー、キッドブルーもカドリールってとこに買われちゃったんだなーと。私が初めてキッドブルーをチェックしたとき、もともとメルヘン入ってたデザインだったけど、もうちょっとゴス寄りだった感じだったんだけど、いつのまにか上品メルヘンって感じで、往年のオリーブ少女を思い起こさせるデザインに落ち着いた。だけどサイズはゆったり目なので、なんとなくお金に余裕がありそうなぽっちゃり系のお客さんが目立つ。モデルさんはガチでオリーブ系なのにな。

で、どーしてワコールとグンゼがやなのかっていうと、もちろんこの二つのブランドにお世話になることもあるんだけど、それは長袖シャツとかスポーツブラといった実用性が必要なもののみにしてる。なんつーか合成繊維が得意なのはわかるんだけど、普通のクラスのインナーの素材、ブラカップ、レース等みんな同じような出来で、着けて見たときの満足度よりも、服を着たときのライン重視って感じで、面白見がないわけ。んで、当然シルク素材とか、綿混のレースの肌触りに期待がもてないってわけで、とってもつまんないの。

最近、クロエとミスクロエのラインが正式に分かれたみたいで、ミスクロエは見るからにレベルが落ちる・・・っていうのは、いかにもきりっぱなしっぽいレースとか、シルクは使わないとかそんなこんなで、まぁちょっとかわいいデザインを着てみたいっていう人向け。クロエの方は、ブラだけでも1万円超えるものが普通クラスになり、シルク素材や、カップの無い三角ブラなんてのも売られるようになった。その代わりレースのデザインがより繊細になったようだ。キャミソールのほぼ全てが3万円っていいねー、思い切ったねー。ショーツに1万円以上出す人ってどんくらいいるんだろうねー、いるから売るんだろうね。シルクの質は、まぁまぁってとこで、ブラとショーツで常に5万円は超えているベロディベロニカクラスのインナーに比べたら、約半分の値段ってとこでやっぱこちらの上級クラスとは勝負しないみたいだ。下着バカにとってはリーズナブルなラインとなってる(笑)。流石に私くらいの貧乏人はセレクトショップのインポートものをぽんぽん買ったりしませーん。

ブランドのくせに、どこか貧乏くささのただようカルバンクラインとか、どこのお水かと思うようなアナスイとかも相変わらず幅をキカセテル。なんかこの辺はいまいち購買意欲をそそられないっす。

んで、クロエの話なんだけど、なんとなくライン分けして値段も底上げした感がある。ちょっと前までは、地味にインディヴィとかやミシェルクラインといった新しい日本のブランド系のインナーも売ってたし、これらは良くできていてかわいかったんだけど、最近代わりに並んでいるのは、エコとか地球に優しいとかいう偽善ワードがちらちら見え隠れする不当に高い総コットンのブランド。総コットンが本当に好きならハンロを買えっつーの。裁断はきれいだし、コットンの質もいいぞ。

下着売り場もなんだか高級志向になりすぎて、他の洋服売り場はすっごく混んでるのに、いつも閑散とした雰囲気で、それなのに、一つのブースに店員が2人も3人もいるし、ちょっとチェックしてるだけでわらわら話かけられるし、なんだか面倒くさくて仕方がない。大体普通の人は、下着なんて念入りに試着して買ったりしないだろうに、もったいぶってあれこれ説明されてもねぇ。肌触りとかってつけなくたって触ればわかりますよー。少量生産にしないと採算合わないの分かってますよー。それといかにも高級なもの売っているような顔するのやめてくれないかなー、伊勢丹で売ってるのってそんなにすごーく良いものでもないんすよ。有閑マダムの出入りするセレクトショップでは最低でも倍以上っすから。

もうなんだか本当に高級なんだか高級ぶってるんだか、値段吊り上げてるんだかわかんなくなっちゃうよ。分からないだろうと思って客をばかにしちゃいかんよ。ま、金持ちそうな客の大半が100万円強の時計して、数十万円のバッグ持って、下着が数千円レベルってんじゃ足元見るのも当然か。
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by yahji_sali83 | 2008-03-04 05:03 | 過去(北欧時代)
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