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黒糖蒸しパン

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暫くしょうもないというか私の書く文章でしょうもあるもんがあったっけと考えると相当疑問なんだけれど、食い物の話をしていなかった。書かなかっただけで週に2回以上は性懲りもなくくだらないクッキーをガリガリ作っていたんだけれど、んなもんは西洋の食いもんだし材料はどこででも手に入るよなぁとぼけっと考えながらずっと言及しないでいた。ま、そういう前ふりはおいといて黒糖蒸しパンについてさらっと書いておく。

まずこちらでは日本で普通に売っているような黒砂糖なんて手に入らない。大体こんなに寒いところでサトウキビを期待するのが間違いだ。だけれども諦めるのはまだ早い。お菓子を作るのがバカみたいに好きな人にとっては周知の事実なんだけれども、私は別にお菓子を作るのが特別好きってわけでもないけど本格的なお菓子のレシピを見るのがたまに好きである。そんなところで仕入れたどうでもいい知識がこんなところで役に立つとは思わなかった。

黒砂糖の代わりになるもの、それはモラセスである。Molasessっていうスペルだ。私が見つけたのは、袋に入って売っているもので、場合によってはシロップ状のものもある。デパ地下のお菓子のコーナーに置いてあったもので、UK製だった。これは精製を施していない砂糖の一種で、若干コクの感じが日本で売っているものと違っていて、若干の酸っぱさを感じるんだけれども、気になるようなもんでもないぞ。

黒糖蒸しパン、マドレーヌカップ7個分くらい
材料: モラセス80グラム、卵1個から2分の1個(やわらかいのが好きな人は多め)、牛乳75ccから100cc、薄力粉120グラム、ベーキングパウダー小さじ2杯、サラダ油大さじ1

卵とモラセスを泡立てるように泡だて器で混ぜる。あんまりがんばらなくてもベーキングパウダーがあるからいい。
牛乳と油を加えてさらに泡立てるように混ぜる。がんばらなくていい。
その上から薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるって置いたものをかける。生地が比較的やわらかいのでそのまま泡だて器で混ぜちゃえばいい。でも練ったらだめだ。さくっと短時間で混ざったなと思ったらなんでもいいから下にクッキングシートをしいた型とかマドレーヌカップとかに8分目以上にならないようにいれて蒸し器で15分くらい蒸す。あんまりのぞいたら湯気がたれて水ぶくれみたいになっちゃうし、ふくらまないから我慢しよう。

で、写真の蒸しパンなんだけれども、卵を1個使ったもんだから途中でダレて変な形になっている。牛乳か卵を少し少なめにしても良かったかもしれない。でもこれはこれでやわらかいのでアリということにしておく。材料を準備してから蒸し器に入れるまで10分以内でできるぞ。日本を彷彿させるやさしい味だ。ダンナが帰ってきたら作ってさしあげよう。

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by yahji_sali83 | 2006-09-26 03:31 | 過去(北欧時代)
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